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珈琲のこと、デザインのこと。

近年、サードウェーブの影響か珈琲関連の道具などもどんどん出るような印象で正直自分はおなかいっぱいです。なので、ここ1~2年は少しシャットアウト気味です。珈琲業界系の話や情報は別なので軽く目は通しますが、それに付随して大量に出回る別のものは流行りに乗っかかったものが多いので別かなと思っています。(私は、ですよ)勿論中にはしっかりとしたものもありますが、私にとっては美味しい珈琲を淹れられる道具は先人の知恵による今ある道具で十分、十二分です。豆の特性を台無しにすることなく、できれば引き出し、人から美味しいと言ってもらえる珈琲を淹れることができれば私は幸せなので、モクモクと向き合うのみかな…このあたりの感覚は仕事(デザイン)をするときと似ています。料理は…仕事の後は頭が疲れているので近頃は食べられたらなんでもいいやという感覚が強めです(^^;私にとって現在珈琲のことは家での息抜き、趣味です。結局、首のことがあってスポーツなど体を動かすようなものを趣味にすることができないので(ヘルニアになる前は自転車が趣味でした)珈琲は有り難い存在です。これも仕事にしてしまったら気が抜けなくなってしまうので、今のところ考えないようにはしています。後のことは分かりませんが…ただ、フリーで活動するようになり、デザイナーとして業務でたまに珈琲に関われる機会もあったりしますしやっぱりデザインの仕事は面白いなぁと思う機会も増えました。言葉のみでは伝わりにくいこと、またその伝え先が自然と興味を持ってくれるようにするにはどうしたらいいかなどそういった面を図やイラストなどで整理し、趣旨をはっきりし、見やすく伝えやすくする。いわゆるサポート業ですが、性分に合っているので、生きがいだなぁと思っています(笑)これは珈琲に限らずの話で、自分にとっては異業種に当たる様々な分野の仕事を知り、ご縁を結ぶ。これってデザイナーならではの関わり方だと思いますし、そういう形で関わっていくのもいいのかなと思っています。視点をずらせば、煮詰まっているように思えるものも解消のきっかけになったりするものです。